答弁本文情報
令和八年七月三日受領答弁第二〇号
内閣衆質二二一第二〇号
令和八年七月三日
内閣総理大臣臨時代理
国務大臣 木原 稔
国務大臣 木原 稔
衆議院議長 森 英介 殿
衆議院議員山本ジョージ君提出円借款で建造されたモロッコ王国・国立漁業研究所の海洋・漁業調査船が西サハラの海域で公然と調査を行っている件に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員山本ジョージ君提出円借款で建造されたモロッコ王国・国立漁業研究所の海洋・漁業調査船が西サハラの海域で公然と調査を行っている件に関する質問に対する答弁書
一について
我が国政府としては、御指摘の「西サハラ」に関する問題は、国際連合の枠組みの下、当事者間の交渉により早期に平和裡に解決されることが重要との立場であり、国際連合による仲介努力を支持している。その上で、お尋ねの「配慮」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、モロッコ政府に対する政府開発援助の具体的な実施に当たっては、当該援助の成果がこうした我が国政府の立場を踏まえて活用されるよう、モロッコ政府と意思疎通を行っている。
二について
御指摘の「JICAの報告書」及び「別な報告書」の具体的に指し示すものが必ずしも明らかではないが、我が国政府としては、モロッコ政府に対する政府開発援助の具体的な実施に当たり、独立行政法人国際協力機構に対し、一についてで述べた我が国政府の立場に基づく報告書の作成を求めてきている。
三の前段について
お尋ねの「西サハラ占領地の海域で堂々と調査を行い、それに基づき研究し、それを西サハラでの漁業振興に役立てている」の意味するところが明らかではないため、お答えすることは困難である。
三の中段について
政府としては、一についてで述べたとおり、御指摘の「西サハラ」に関する問題は、国際連合の枠組みの下、当事者間の交渉により早期に平和裡に解決されることが重要との立場であり、国際連合による仲介努力を支持しているところ、お尋ねについてお答えする立場にない。
三の後段について
お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、いずれにせよ、モロッコ政府に対する政府開発援助の具体的な実施に当たっては、当該援助の成果が一についてで述べた我が国政府の立場を踏まえて活用されるよう、モロッコ政府と意思疎通を行っている。

