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昭和二十八年六月三日提出質問第五号
国鉄中央線複々線実現に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和二十八年六月三日
提出者 中村高一
衆議院議長 堤 康次※(注) 殿
国鉄中央線複々線実現に関する質問主意書
中央線の交通量は、沿線住宅の増設並びに東京都心通勤者の増加によつて近時著しく増大しつつあり、ことに朝夕のラツシユ時の混雑は特にはなはだしい。これが輸送緩和のためには是非立川・中野間の急行電車の運行が急務であると思うが、急行電車運転のためには技術的に複々線でなければ不可能であるときくが、
一 政府は、現在の中央線の交通量の緩和について如何なる方策ありや。
二 複々線でなければ急行電車の運行は技術的に不可能なりや。
三 急行電車運行の計画の有無と予算の概要について。
右質問する。