答弁本文情報
昭和四十年六月一日受領答弁第一六号
(質問の 一六)
内閣衆質四八第一六号
昭和四十年六月一日
内閣総理大臣 佐藤榮作
衆議院議長 ※(注)田 中 殿
衆議院議員加藤※(注)二君提出日本国とアメリカ合衆国との繊維協定の措置に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員加藤※(注)二君提出日本国とアメリカ合衆国との繊維協定の措置に関する質問に対する答弁書
一 今回の米代表団との会談は、両国毛製品産業の実態等につき腹蔵のない意見交換を行なうことを目的とするものであり、とくにあらかじめ議題を定め、いわゆる討議を行なうということは考えていない。
二 なお、日本政府の国際毛製品取極反対の態度は、今回の米代表の訪日に際しても従来のそれといささかも変りはない。
従つて今回の米側との会談に当つては、かりに先方から本件に言及されることがあつても、わが国の反対の立場を強く繰り返すこととし、政府としては、今後とも英、仏、伊等の諸国と協調して国際取極の締結を阻止することに努力したい。
右答弁する。