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平成十六年六月四日提出
質問第一三五号

世界自然遺産屋久島の自然環境保護に関する質問主意書

提出者  計屋圭宏




世界自然遺産屋久島の自然環境保護に関する質問主意書


 屋久島への観光客は、一九九三年の世界自然遺産登録以来、増加の一途をたどっている。
 それに付随して、屋久島の貴重な自然が観光客らによって害される事態が急増して、深刻な環境汚染問題を発生させ、至急対応しなければ取り返しのつかない重要課題となっている。国内外を問わず、貴重な自然環境を保護していく気運が従前にも増している中、以下の項目について政府に質問する。

一 登山口に登山者の遭難防止とマナーを向上させるためのゲート設置が必要とされている。このゲートをいつ設置するのかお示しいただきたい。
二 登山者への自然環境保護に対する啓蒙活動と、山岳遭難時の救出活動にあたるレンジャーを配置する必要がある。いつからレンジャーを配置するのかお示しいただきたい。
三 登山者が増加し、避難小屋に設置されているトイレの処理能力が限界となっている。今までは、周辺に穴を掘り汚物を埋めて処理していたが、今後はその処理のための穴を掘る場所が無くなってくる。循環型トイレを設置する必要があり、早急に設置をすべきと考えるがいかがか。
四 上屋久町では国からの補助により電気自動車を導入した。その後、同車のバッテリーセルは徐々に劣化し、実用に耐えないものとなっている。国としては、バッテリーセルの更新に伴う補助をするのかお示しいただきたい。
五 エコツーリズムとしての屋久島のあり方について、国としての見解をお示しいただきたい。

 右質問する。



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