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平成二十二年四月六日提出
質問第三五六号

ハサップ(HACCP)認証制度に関する質問主意書

提出者  木村太郎




ハサップ(HACCP)認証制度に関する質問主意書


 秋田県は、県独自のHACCP(危害分析重要管理点)認証制度を、今年七月に創設する。認証を取得した事業者は、認証マークを商品に表示することができ、その商品は県のホームページで公開し、食品の安全性と信頼性を高め、秋田県の食の販売強化につながることを期待していると聞く。近年、食品事故や事件が発生し、消費者をはじめ流通・小売業などから、食の安全性確保に対する期待が高まっている。
 従って、次の事項について質問する。

一 国のHACCPは、食肉などをはじめ六業種が対象となっており、かつ、認証を受けられるのは大規模事業者に限られている。そこで、現在国のHACCPの認証を受けている事業所数はどのくらいになっており、どのような業種が認証されているのか。そして、現状をどう分析しているのか。
二 一に関連し、国のHACCP認証制度において、業種や認証を受けられる事業所について、見直しを検討する考えはないか。
三 秋田県独自のHACCP認証制度を創設することについて、国はどう評価しているか。
四 三に関連し、今後秋田県のみならず、各都道府県や市町村にHACCP認証制度が創設されるよう、国は支援をする考えはないか。あるとすれば、どういう具体的な支援を考えているのか。国や地方自治体のHACCP認証制度の創設が広がっていくことによって、食の安心安全確保につながり、消費者や流通・小売業などからの期待に応えることになるのではないか。
五 四に関連し、HACCP認証制度をさらに確立していくことにより、国際競争力を高め輸出促進にもつながり、国内農林水産業の振興にも寄与するものと考えるがいかがか。
六 平成二十二年度予算では、HACCP認証制度に関しては、どのように予算措置されているのか。

 右質問する。



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