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平成二十二年四月二十三日提出
質問第四一九号

医療施設の耐震化に関する質問主意書

提出者  木村太郎




医療施設の耐震化に関する質問主意書


 昨年一月から八月にかけての厚生労働省の調査によると、全国の病院八千六百十一ヶ所のうち、耐震性があるのは四千八百三十七ヶ所で、全体の五十六.二%であることが分かった。
 また、強度不足が見つかった病院のうち、百六十四ヶ所は震度六強程度の揺れで倒壊する危険性があるため、早急に改修工事を検討して取り組むことが極めて重要であると考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 診療所を含む医療施設全体に関し、全国での耐震化率、また都道府県別ではどのようになっており、その地域間格差をどう認識しているのか。
二 青森県内のある病院では「病院を運営しながら改修工事を進める場合、設備面を含めた財政負担をどうするのか総合的に検討している」とのことだが、青森県以外でも全国各地で震度六強規模の大規模地震が発生した場合、地震によって倒れる危険性の高い施設がある。国は老朽化の進んでいる医療施設の現状をどう認識しているのか。また、その具体的な対応策は何か。
三 一及び二に関連し、平成二十二年度予算の中では、どのように対策を講じようとしているのか。
四 青森県内では国公立・民間の全百五病院のうち、「新耐震基準」施行前に建てられ、耐震性が不明な病院は十六あった。このような事態を国はどう捉えているのか。地方自治体と連携し善処策を急ぐべきではないのか。
五 四に関連し、耐震性が不明な病院は全国にどのくらいあるのか。

 右質問する。



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