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平成二十二年十一月四日提出
質問第一二五号

社団法人日本損害保険協会副会長への「裏下り」に関する質問主意書

提出者  江田憲司




社団法人日本損害保険協会副会長への「裏下り」に関する質問主意書


 十月十三日の衆議院予算委員会において、社団法人日本損害保険協会(以下、損保協会という。)の副会長ポストに、過去十代以上に渡って大蔵・財務官僚OBが指定席のように再就職している問題について、私が「裏下り」にあたるのではないかと指摘した際、仙谷由人官房長官は「甚だその種のものであるにおいが強いことを私も認めます。」と答弁した。よって以下質問する。

一 「裏下り」とは何か。政府の定義如何。官房長官も「裏下り」という概念を認め、それを前提に答弁しているので、明確に答えられたい。
二 この答弁は、一の意味での「裏下り」を認めたものと理解してよいか。
三 このポストへの再就職について、これまで、政府としてどのような調査を行ったのか。衆議院内閣委員会等での政府答弁等によれば、損保協会所管の金融庁担当課が損保協会に問い合わせた結果、「前任者の坂篤郎氏(現日本郵政副社長)からの紹介で協会が検討した結果、適任と判断した」とのことだが、その通りと理解してよいか。
四 予算委での官房長官答弁を受けて、政府としてさらなる調査を行うべきではないか。三のような調査は調査とは言えず、国民の納得する調査を行うべきと考えるが、見解如何。
五 本件は明らかな「裏下り」であり、これさえ「裏下り」と認めないのであれば、「裏下り」は一切ないというのと同じである。損保協会副会長からの退任など具体的措置を取るべきと考えるが、政府の見解如何。
六 各府省による「天下り」(再就職)のあっせんの禁止にとどまらず、菅直人内閣は、本件に限らず、このような「裏下り」も根絶する方針と理解してよいか。

 右質問する。



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