質問本文情報
平成二十七年二月十三日提出質問第六六号
支出官レートに関する質問主意書
提出者 井坂信彦
支出官レートに関する質問主意書
二〇一五年一月十日付東京新聞によると、「政府が二〇一四年度予算編成に当たって設定した為替レートが、実際の相場より円高の水準に設定され、追加的な財政負担が生じていることが分かった」と報道されている。実勢と異なる為替レートが設定されれば、予算審議そのものの正当性も問われかねず、二〇一五年度予算でも同様の事態が生じる可能性があることから、次の事項について質問する。
二 @ 支出官レートによる予算額と実際に支払った額の差額は、過去五年間どのように推移しているのか。
A 支出官レートによる予算額と実際に支払った額の差額は、穴埋めの財源となる「貨幣交換差減補填金」から補填されるが、過去五年間どの程度補填されており、現在、どの程度残されているのか。
三 支出官レートは財務省が設定するが、財務省が設定するレートが適切かどうか検証する制度はないのか。
右質問する。