答弁本文情報
平成十九年七月十日受領答弁第四四六号
内閣衆質一六六第四四六号
平成十九年七月十日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出財団法人国策研究会理事長の手紙が北海道サミットに及ぼす影響等に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出財団法人国策研究会理事長の手紙が北海道サミットに及ぼす影響等に関する質問に対する答弁書
一について
御指摘の記事については、外務省として承知している。
安倍内閣総理大臣が自らに宛てられた個々の書簡を読んだか否かという個人的な事柄に、政府としてお答えすることは差し控えたい。
二千八年のG8サミット開催地が北海道洞爺湖地域に決定されるに際しては、「美しい国日本」のイメージに合致すること、二千八年のG8サミットでも環境がテーマとなると思われること、警備体制を組むに当たって地域への影響が少ないこと、北海道には世界に誇れる素晴らしい自然があること、地方から日本のすばらしさを世界に発信すること等を含め、総合的な判断が行われた。
北海道でG8サミットを開催することと北方領土問題とは直接のかかわりはないが、同問題について、政府としては、日露首脳間で一致しているとおり、引き続きロシアと二国間で強い意思をもって交渉していく考えである。