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平成十三年六月二十七日提出
質問第一一六号

西暦二千年における自衛隊の不祥事案に関する質問主意書

提出者  金田誠一




西暦二千年における自衛隊の不祥事案に関する質問主意書


 昨年(西暦二千年)の新聞報道によると@陸上自衛隊東北方面総監をはじめとする陸自幹部が、公用車を使用した公務出張した帰りにスキーを楽しんだと報じられた事案(二千年三月二四日付『読売新聞』第十四版第三十八面)、A海上自衛隊通信保全業務隊が、出張人数をごまかすなどの手口で組織的にカラ出張を行っていたと報じられた事案(二千年四月二十日付『毎日新聞』第十四版第三十面)、B海上自衛隊第一術科学校で二年生の三等海士が、教官の指示を受けた上級生のしごきに遭って逃走したと報じられた事案(二千年五月二十日付『毎日新聞』夕刊第四版第九面)、C海上自衛隊新潟基地分遣隊に十二年度定期会計実施検査に訪れた舞鶴地方総監部経理部長と新潟基地分遣隊隊長が監査業務に立ち会わず、公用車で観光地を訪れていたと報じられた事案(二千年七月五日付『産経新聞』第十五版第二十六面)、D陸上自衛隊東千歳駐屯地にある第一高射特科団の武器庫に保管されていた重機関銃の銃身が紛失していたと報じられた事案(二千年七月八日付『読売新聞』第十四版第三十九面)、E陸上自衛隊飯塚駐屯地において射撃検定の際、事務官らに短銃射撃を体験させていたと報じられた事案(二千年九月六日付『読売新聞』第十四版第三十四面)など多数の自衛隊に係る不祥事が明らかになっている。これらの事実関係を明らかにし、不祥事案の防止に資すため、以下質問する。

一 右それぞれの事案につき防衛庁が把握している事実関係、その事案に対する政府の見解、関係者の処分等、その事案に関する発表等の有無を明らかにされたい。
二 個別の不祥事に対する措置とは別に、不祥事の発生を防止するために必要な総合的な対策について政府の見解を明らかにされたい。

 右質問する。



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