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平成十四年二月十四日提出
質問第一八号

米軍キャンプ瑞慶覧射爆場跡の土壌汚染問題に関する質問主意書

提出者  東門美津子




米軍キャンプ瑞慶覧射爆場跡の土壌汚染問題に関する質問主意書


 一九八一年に返還された北谷町の米軍キャンプ瑞慶覧の射爆場跡地中から、油状の物質が入ったドラム缶が一月二十九日以来、百二十本以上発見され、地主や周辺住民、当該自治体が対応を余儀なくされている。ドラム缶の形状、埋められた海抜、町の独自調査などから、米軍が埋めた可能性が指摘されているが、今なお汚染浄化責任者が特定されず、町によってドラム缶及び汚染土壌の撤去、保管が進められている。在沖縄米軍基地の整理縮小、円滑な跡地利用開発は、施設区域提供者の国の責務であり、その実施に当たって関係自治体や地主が不利を被ることがあってはならないと考えるが、原因者の特定、汚染浄化、地主への補償等、一連の作業に国はどうかかわるのか。以下、質問する。

一 原因者の特定を、いつまでに、何を根拠に行うのか。
二 国が、汚染物質の除去、原状回復、地主への被害補償を行う際の根拠は何か。
三 当該施設の返還前の環境調査について、明らかにされたい。
四 当該施設の返還実施計画の内容について、明らかにされたい。

 右質問する。



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