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平成二十四年一月二十四日提出
質問第二号

野田改造内閣に関する質問主意書

提出者  木村太郎




野田改造内閣に関する質問主意書


 本年、去る一月十三日、野田改造内閣が発足した。政府民主党として、これ以上、出来もしないマニフェストにこだわることなく、国民のために取り組む姿勢とその責任を果たすことが極めて重要と考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 野田政権が発足してわずか四ヶ月余で、内閣改造に踏み切った理由は何故なのか、野田内閣の見解如何。
二 一に関連し、参議院で問責決議を受けた二閣僚を更迭させることが、最大の目的だったのか、野田内閣の見解如何。
三 野田内閣が発足した時、野田総理は各閣僚の任命について「適材適所」と説明していたが、その内閣をわずか四ヶ月余で改造した理由は奈辺にあるのか、野田内閣の見解如何。
四 今回発足した野田改造内閣について、野田総理は「最善かつ最強の布陣」と自讃しているが、「最善かつ最強」とはどのような意味なのか。また、「適材適所」とどのように違うのか、野田内閣の見解如何。
五 民主党政権になって以降、与党民主党内で意見がばらばらに割れている姿が極めて目立つ。最近では、野田政権発足後、野田総理が意欲を示している消費税増税について、民主党内で百数十人規模にのぼる反対の意を唱える議員がいる。よって、与野党が国会の場で建設的な議論をするためにも、その前提として、各政策課題について、民主党内で意見の一致をみるよう各閣僚が努力し、その上で政府与党として閣議決定をした後、国会の場において堂々と議論をするという民主主義の常道を大事にすべきではないのか、野田内閣の見解如何。

 右質問する。



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