質問本文情報
平成二十四年五月二十四日提出質問第二六四号
奥羽本線の高速化に関する質問主意書
提出者 木村太郎
奥羽本線の高速化に関する質問主意書
奥羽本線は東北新幹線全線開業により、新幹線二次交通機関として重要性が増してきており、また、昨年発生した東日本大震災による太平洋側交通網の機能停止によって、改めて日本海側の人的・物的ルートとしての重要性が認識された。
平成二十二年六月二日に、「奥羽本線の利便性向上のための高速化促進に関する質問主意書」(第一七四回質問第五二六号)を提出した際、政府からの答弁は「JR東日本が取り組むべきことである」旨の誠実さに欠ける内容であった。
従って、次の事項について質問する。
二 奥羽本線秋田〜青森間の複線化を図るなど高速化に向けた取り組みの重要性を、国はどのように捉えているのか、野田内閣の見解如何。
三 奥羽本線の高速化を進めるため、国は全く関与せず、前回の答弁にあったようにJR東日本だけが取り組んでいくものと考えているのか、野田内閣の見解如何。
右質問する。