答弁本文情報
平成二十四年六月一日受領答弁第二六四号
内閣衆質一八〇第二六四号
平成二十四年六月一日
内閣総理大臣 野田佳彦
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員木村太郎君提出奥羽本線の高速化に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員木村太郎君提出奥羽本線の高速化に関する質問に対する答弁書
一について
東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」という。)奥羽本線は、沿線の住民の生活及び観光客等の交流を支えるとともに、日本海沿岸の旅客及び貨物に係る幹線鉄道としての役割を果たしているものと認識している。
在来幹線鉄道の高速化については、広域的な地域間の連携の強化及び地域の活性化を図るための高速輸送体系の形成に寄与する取組であると認識している。
JR東日本奥羽本線秋田・青森間の複線化等による高速化については、JR東日本において、沿線自治体の要請等を踏まえつつ、輸送需要の動向、収支採算性等を総合的に勘案して判断するべきものであると考えており、JR東日本と沿線自治体との間で十分な検討が行われる必要があると認識している。