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平成二十四年六月七日提出
質問第二八四号

孤立する恐れのある集落・避難所に関する質問主意書

提出者  木村太郎




孤立する恐れのある集落・避難所に関する質問主意書


 近年、東日本大震災、豪雨、竜巻など自然災害が多発しており、その自然災害による土砂崩れや冠水で道路が寸断され、集落や避難所が孤立することが度々発生している。
 私の地元青森県では、孤立する恐れのある集落と避難所数を調査し発表した。それによると、青森県内では孤立する恐れのある集落の数は二百七十五、また孤立する恐れのある避難所の数が五百八十五と発表され、全国的にもかなりの数に及ぶものと予想される。
 よって、国は自治体と連携し、事前防災を重視した取り組みに万全を期すことが極めて重要と考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 青森県の調査のように各都道府県でも調査がなされていると思うが、孤立する可能性のある集落や避難所数はそれぞれ全国的にどのようになっているのか示されたい。
二 孤立する恐れのある集落・避難所対策について、国として、自治体と連携してどのように対応していくのか、野田内閣の具体的な見解如何。
三 二に関連し、対策の一つとして、災害時に於いてヘリポートとなりうる候補地をあらかじめ確保していくことが重要と考えるが、国としてどのように捉えているのか、野田内閣の見解如何。

 右質問する。



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