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平成二十四年六月十五日提出質問第二九四号
平成二十四年五月十八日のHUAロケット打ち上げ成功を踏まえた今後の宇宙ロケットの展開に関する質問主意書
提出者 橘 慶一郎
平成二十四年五月十八日のHUAロケット打ち上げ成功を踏まえた今後の宇宙ロケットの展開に関する質問主意書
平成二十四年五月十八日、初めて海外から受注した人工衛星など四機を搭載したHUAロケット二十一号機の打ち上げに成功したことは、我が国の宇宙開発にとって新たな前進であると思う。HUAロケットの打ち上げは十五回連続の成功で、成功率は九十五・二%となり、ロケット技術の確立により、今後は商業ロケット市場への参入も期待できる。ついては、今後の宇宙ロケットの展開に関し、以下四項目にわたり質問する。
二 HUAロケットの技術を基に開発されたHUBロケットは、宇宙ステーション補給機「こうのとり」の打ち上げに利用されているが、今後の予定及び用途拡大の可能性を伺う。
三 一方、ペンシルロケット以来の我が国独自の個体燃料ロケット技術を結集してイプシロンロケットの開発が進められており、平成二十五年度の打ち上げを予定しているとのことだが、開発の現状及び用途についての方針を伺う。
四 これら宇宙ロケットの開発を通じて、我が国の航空・宇宙産業に係る技術開発が進んでいるものと思うが、ロケットの国産化に係る考え方及び関連産業育成についての内閣の方針を伺う。
右質問する。