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平成二十四年八月二十八日提出
質問第三九一号

ITER計画及び幅広いアプローチ(BA)活動に関する質問主意書

提出者  木村太郎




ITER計画及び幅広いアプローチ(BA)活動に関する質問主意書


 核融合エネルギーは、エネルギーの長期的、安定的な確保と地球環境問題を同時に解決する可能性を有する人類究極のエネルギーとして大いに期待され、現在日本を始め七極が参加して進められる国際研究開発プロジェクト「ITER計画」と、これに並行して取り組まれる「幅広いアプローチ(BA)活動」が進められている。幅広いアプローチ(BA)活動の拠点として、国際核融合エネルギー研究センターが青森県六ケ所村に立地されており、ITER計画の成功に向けた強力な支援活動を行うとともに、実験炉ITERに次ぐ、発電実証を行う原型炉の実現を国際的に先導するという重要な役割も担っている。
 従って、次の事項について質問する。

一 これまでフランスのカダラッシュにおけるITER計画の取組状況はどのようになっており、またどのような成果を得ているのか示されたい。
二 六ヶ所村における幅広いアプローチ(BA)活動の取組状況はどのようになっており、またどのような成果を得ているのか示されたい。
三 平成二十五年度は、ITER計画スケジュールの後半に入る位置づけとなっており、IFERC事業に加え、IFMIF/EVEDA事業も本格稼働する予定になっていることから、同年度における日本の役割についてどのように進め、また予算上どのように反映させていくのか具体的に示されたい。
四 核融合エネルギーにおいて、将来、原型炉の建設誘致は日本が目指すべきと国は考えているのか、野田内閣の見解如何。

 右質問する。



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