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平成二十七年一月三十日提出質問第二一号
前沖縄県知事が普天間飛行場の辺野古移設を承認した経緯を調査する第三者委員会に関する質問主意書
提出者 鈴木貴子
前沖縄県知事が普天間飛行場の辺野古移設を承認した経緯を調査する第三者委員会に関する質問主意書
昨年十一月十六日に新しく沖縄県知事として県民に選ばれた翁長雄志氏が、本年一月二十六日の記者会見で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について、二〇一三年末に当時の仲井眞弘多知事がそれを承認したことの経緯や是非を検証する、有識者による「第三者委員会」を設置することを公表している。
右を踏まえ、質問する。
二 翁長知事の誕生は、沖縄県民の多数が辺野古移設への反対を表明していることと同義である。政府として、この厳粛な事実を真摯に受け止め、同計画を白紙に戻す、または他の方策を模索すべきではないのか。
三 世界一危険な飛行場と言われる普天間飛行場を閉鎖すべく、アメリカと交渉する考えはあるか。
四 普天間を閉鎖してもその代替えとして嘉手納飛行場で十分間に合うと考えるか。
五 下地島にある民間訓練飛行場は、知事の許可があれば使用可能と承知するが政府の考え如何。
六 下地島民間飛行場を普天間飛行場の代替えとして、一時的にでも使用することを考えることが、現実的と思料するが政府の考え如何。
右質問する。