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平成二十七年二月十二日提出
質問第六一号

大型フロートアンカーによるサンゴ礁破壊の中止と原状回復を求めることに関する質問主意書

提出者  仲里利信




大型フロートアンカーによるサンゴ礁破壊の中止と原状回復を求めることに関する質問主意書


 ヘリ基地反対協議会が二月九日、公開した海中写真によれば、沖縄防衛局が投下した大型のフロートアンカーがサンゴ礁を割ってめり込んでいる様子が明らかとなっている。フロートアンカーの設置については、二月五日付けの質問第三〇号でも沖縄県漁業調整規則での許可や協議が必要ではないかとの質問を行ったところであるが、またしてもこのような事態を生じさせている。
 そこでお尋ねする。

一 今回、写真で確認された大型のフロートアンカーがサンゴ礁を割ってめり込み、海面に続くワイヤーや鎖がサンゴ礁を折り、潮の流れに伴い動くたびに砂煙を巻き上げていることは承知しているか。
二 このフロートアンカーを始め、これまでに投入されたフロートアンカーは、沖縄県漁業調整規則に基づき許可を得た区域か。
三 フロートアンカーによるサンゴ礁の破壊等は、水産動植物とその生育環境に甚大な影響と被害を与えているのではないか。
四 二〇一四年に設置し、そのうち存在が確認できないため流出したとされる百二十個を含めた二百四十八個と、今回サンゴ礁を破壊した七十五箇所のフロートアンカー全てを直ちに回収すべきではないか。また、被害及び現況調査を行うとともに、原状回復を行う考えはないか。

 右質問する。



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