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平成二十九年五月十日提出
質問第二九二号

吉野復興大臣の「指摘されて初めてわかった」ことに関する質問主意書

提出者  初鹿明博




吉野復興大臣の「指摘されて初めてわかった」ことに関する質問主意書


 五月八日、衆議院予算委員会で吉野復興大臣は、民進党金子恵美議員より所信的な発言で原発事故について言及がなかったことについて質問された際に「原発災害の一丁目一番地を選挙区としている私にとりまして、所信で原発災害という言葉は述べませんでした、でも、私にとっては命をかけて原発災害を払拭するということをやっているわけでございます。福島県知事の内堀知事とお話をしたときにも、福島県は今、平時ではないんだ、有事なんだというお言葉、お話をいただきました。ですから、御指摘されて初めてわかったわけでありますので、これからも、原発災害がこれからの復興の原点である、私はこういう考えでこれからの復興行政に取り組んでいきたいと思います。」と答弁しています。
 以上を踏まえ質問します。

一 吉野復興大臣は、所信的な発言で原発事故について一切触れていないことをいつ認識したのか。
二 東日本大震災犠牲者追悼式典での式辞で安倍総理が原発事故への言及が無く批判されたので、大臣としての最初の発言で原発事故への言及が無かったら批判される、という認識は持っていなかったのか。
三 この所信的な発言で原発事故についての言及をしなかったのは、内閣としての方針なのか。
四 五月八日の答弁の「ご指摘されて初めてわかった」ことというのは、何をさしているのか。
  所信的な発言で原発事故についての言及がないことが指摘されて初めてわかったことなのか。
  原発災害からの復興が原点であるということが指摘されて初めてわかったことなのか。
  福島県が今は平時ではなく有事だということが指摘されて初めてわかったことなのか。
五 上記のことを指摘されるまでわからないという意識の方は、復興大臣に不適格だと考えるがいかがか。

 右質問する。



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