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答弁本文情報

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平成二十九年五月十九日受領
答弁第二九二号

  内閣衆質一九三第二九二号
  平成二十九年五月十九日
内閣総理大臣 安倍晋三

       衆議院議長 大島理森 殿

衆議院議員初鹿明博君提出吉野復興大臣の「指摘されて初めてわかった」ことに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員初鹿明博君提出吉野復興大臣の「指摘されて初めてわかった」ことに関する質問に対する答弁書



一及び四について

 吉野復興大臣は、平成二十九年四月二十七日の衆議院東日本大震災復興特別委員会及び同日の参議院東日本大震災復興特別委員会における復興大臣就任に当たっての発言(以下「所信発言」という。)について、同月二十八日の衆議院東日本大震災復興特別委員会において、「原発事故という言葉はございませんでしたけれども、まさに原発事故に対応する諸施策、これをきちんと所信で述べておりますので、言葉足らずの点がございましたら、それはここで、言葉足らずであったということを御理解願いたいと思います」と発言しているところであるため、所信発言の中に「原発事故」という言葉が含まれていなかったことを同委員会の時点で認識したとの趣旨で、同年五月八日の衆議院予算委員会において、「御指摘されて初めてわかった」と発言したものと承知している。

二について

 お尋ねについては、平成二十九年四月二十八日の衆議院東日本大震災復興特別委員会において、吉野復興大臣が「今言われてみて、反省をしているところです」と発言したとおりである。

三について

 吉野復興大臣が所信発言において、原子力災害からの福島の復興及び再生に関して、教育、医療、介護等の生活環境の整備を推進することや帰還困難区域について「特定復興再生拠点」の整備を図ること等を述べたとおり、政府としては、引き続き、原子力災害被災地域の復興に向けて全力を尽くしてまいりたいと考えている。

五について

 吉野復興大臣は、所信発言において、「復興大臣として、これまでの安倍内閣の方針に従い、現場主義に徹して被災地の意見をよく伺い、被災者に寄り添いつつ、復興の司令塔としての機能をしっかり果たしながら、復興を更に加速化させてまいります」と発言しているとおり、安倍内閣の一員として、その職責を全うしていくものと考えている。



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