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平成三十年十二月五日提出質問第一二九号
外国人技能実習生の失踪者数に関する質問主意書
提出者 松原 仁
外国人技能実習生の失踪者数に関する質問主意書
外国人技能実習生制度に関して、本年十一月十六日提出の「外国人技能実習生の失踪に関する質問主意書」において政府が把握している技能実習生に関する最新のデータ、知見において、現在日本国に滞在する技能実習生の総数を問うたところ、平成三十年六月末現在の「技能実習」の資格を持って在留する外国人の数は二十八万五千七百七十六人(速報値)であるが、現時点で、なお行方不明である技能実習生の人数については集計中であるとして、総数に占める失踪者の割合はお答え戴けなかった。
今国会で外国人労働者の受け入れを拡大する法案の審議にあたり、外国人労働者の現状を認識する上で技能実習生の実態の把握、なかんずく「失踪者数」を把握しモニターすることは不可欠であると思われる。
そこで、以下質問する。
1 現在日本国に滞在している全外国人技能実習生のうち、「失踪者数」の集計はどのように行っているか。その集計結果はいつ公表する予定であるか。行方不明となった技能実習生の職種、業種ごとの数を把握していないというのはなぜか。
2 これまでの集計結果として直近の「失踪者数」をお答え戴きたい。
右質問する。