質問本文情報
令和元年五月三十一日提出質問第二〇一号
交通取り締まり情報のオンライン地図上への表示等に関する質問主意書
提出者 松平浩一
交通取り締まり情報のオンライン地図上への表示等に関する質問主意書
「Googleマップに新しい機能が加わった。これはGoogleが買収したスタートアップ、Wazeのナビゲーションアプリが搭載していた交通取り締まり状況の表示だ。四十カ国以上の地域でマップに速度制限、取り締まりカメラの位置などのが(記事ママ)表示されるようになるとGoogleは確認した。」との報道がある(TechCrunch Japan、二〇一九年五月三十日)。
この報道に関連して、一般論としての交通取り締まり情報の公開・利用等について以下質問する。
二 スマートフォン等により閲覧可能なオンラインの地図サービスやカーナビシステムにおいて交通取り締まり情報が表示されることに関し、交通取り締まりの適正化の観点から問題はないか。交通取り締まり情報が公開されている場合と非公開の場合に違いがあれば、その区別についても踏まえたうえで政府の見解を示されたい。
三 交通取り締まり箇所に接近するとその存在をアラート等で知らせる機能を備えたサービス、アプリ等もあるが、交通取り締まりの適正化の観点から問題はないか。交通取り締まり情報が公開されている場合と非公開の場合に違いがあれば、その区別についても踏まえたうえで政府の見解を示されたい。
四 交通取り締まりの中にも、速度違反、交差点違反、飲酒運転等様々な類型がある。オンラインの地図サービスやカーナビシステム、交通取り締まり箇所に接近するとその存在をアラート等で知らせる機能を備えたサービス、アプリ等において交通取り締まり情報を利用する際に、取り締まり類型ごとに利用の可否などの基準はあるのか。無いとすれば、特に飲酒運転のような重大な結果を招く行為を撲滅するために、今後基準等を策定することを検討すべきであると思料するが、政府の見解を示されたい。
右質問する。