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令和七年十一月十四日提出質問第七五号
文化庁が「クリエーターや権利団体はAI技術や契約の知見が乏しい」と発言したとの報道に関する再質問主意書
提出者 八幡 愛
文化庁が「クリエーターや権利団体はAI技術や契約の知見が乏しい」と発言したとの報道に関する再質問主意書
私が提出した質問において、文化庁が「クリエーターや権利団体はAI技術や契約の知見が乏しい」と発言したとの報道の真否を確認したが、政府は答弁書(内閣衆質二一九第一〇号)では「個別の報道に関するお尋ね及び個別の報道の内容を前提とするお尋ねであり、政府としてお答えすることは差し控えたい。」として、発言の有無や内容の確認を避けている。
しかしながら、私が確認したい本質的な点は、報道の真偽そのものではなく、文化庁または行政機関の一部において、「クリエーターや権利団体はAI技術や契約の知見が乏しい」との認識を有する個人または部署が存在するか否かである。
このため、以下の点について再度質問する。
一 政府は、「クリエーターや権利団体はAI技術や契約の知見が乏しい」との認識を有しているか。
二 文化庁または他の府省庁の中に、「クリエーターや権利団体はAI技術や契約の知見が乏しい」との見解を有する部署または職員は存在するか。
三 文化庁または行政機関の一部において、クリエーターや権利団体のAI技術や契約に関する知見不足を前提とする認識または発言が確認された場合、政府としてその認識を訂正または是正する考えがあるか、見解を示されたい。
右質問する。

