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平成十九年十二月七日受領答弁第二七三号
内閣衆質一六八第二七三号
平成十九年十二月七日
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員照屋寛徳君提出沖縄における住宅防音工事に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員照屋寛徳君提出沖縄における住宅防音工事に関する質問に対する答弁書
一について
防衛施設庁(当時)が、平成九年度から平成十八年度までの間に、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律(昭和四十九年法律第百一号)第四条の規定等に基づき助成の措置を採った住宅防音工事の世帯数及び金額は、嘉手納飛行場関係では、平成九年度において、三千四十世帯、五十四億九千五百万円、平成十年度において、三千五百八十三世帯、五十八億七千百万円、平成十一年度において、三千九百八十二世帯、五十六億千七百万円、平成十二年度において、三千三百九十世帯、五十二億六千二百万円、平成十三年度において、三千三百七十九世帯、五十五億八千百万円、平成十四年度において、三千三百五十二世帯、五十二億二百万円、平成十五年度において、三千二百八十三世帯、五十五億二千七百万円、平成十六年度において、三千二百四十八世帯、五十五億七千四百万円、平成十七年度において、三千七百二十五世帯、五十三億五千八百万円、平成十八年度において、二千九百九十一世帯、四十三億八千七百万円であり、普天間飛行場関係では、平成九年度において、八百七十六世帯、十四億九千万円、平成十年度において、千四十三世帯、十七億五千七百万円、平成十一年度において、八百七十一世帯、十二億円、平成十二年度において、九百四十三世帯、十二億三千万円、平成十三年度において、六百四十八世帯、八億一千万円、平成十四年度において、八百七十四世帯、九億四千四百万円、平成十五年度において、六百十一世帯、七億五百万円、平成十六年度において、五百六十四世帯、五億八千七百万円、平成十七年度において、五百八十八世帯、四億七千百万円、平成十八年度において、三百五十八世帯、二億九千五百万円である。
平成十九年四月一日から十月末までの間に、新規防音工事、追加防音工事、外郭防音工事等の防音工事に係る住宅防音工事希望届(以下「希望届」という。)を受理した件数は、嘉手納飛行場関係では、宜野湾市一件、沖縄市百九十件、うるま市百十八件、恩納村四件、読谷村八十六件、嘉手納町百四十六件、北谷町百九十六件、北中城村五件であり、普天間飛行場関係では、宜野湾市百六件、浦添市三件、北中城村九件である。同期間において、住宅防音事業補助金交付申込書(以下「申込書」という。)を配布した件数は、嘉手納飛行場関係では、宜野湾市三十一件、沖縄市四百六十九件、うるま市二百二十九件、恩納村一件、読谷村十四件、嘉手納町百七十八件、北谷町四百八十一件、北中城村三十件であり、普天間飛行場関係では、宜野湾市三百二十三件、浦添市三件、北中城村二十四件である。
また、お尋ねの「留保されている件数」が具体的に何を指すのか必ずしも明らかではないが、平成十九年十月末現在において、希望届の提出を受けたが申込書の配布に至っていないものの件数は、嘉手納飛行場関係では、宜野湾市五件、沖縄市八百十七件、うるま市五百三件、恩納村七件、読谷村百五十五件、嘉手納町六百六十件、北谷町五百三十件、北中城村十二件であり、普天間飛行場関係では、宜野湾市四百二十件、浦添市十一件、北中城村十六件である。新規防音工事、追加防音工事、外郭防音工事別の件数については、そのような集計を行っていないことから、お答えすることは困難である。
いずれにせよ、住宅防音工事については、従来から、予算の範囲内において、できる限り早期になされるべく努力しているところであるが、希望届の提出を受けたが申込書の配布に至っていないものがあることは認識しており、厳しい財政状況下ではあるが、今後とも、努力してまいりたい。