答弁本文情報
平成二十四年二月二十一日受領答弁第六五号
内閣衆質一八〇第六五号
平成二十四年二月二十一日
内閣総理大臣 野田佳彦
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員木村太郎君提出野田改造内閣に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員木村太郎君提出野田改造内閣に関する再質問に対する答弁書
一について
政府としては、国会法(昭和二十二年法律第七十九号)第七十四条に基づく質問に対し、誠実に答弁すべきものと考えている。
お尋ねの「最善かつ最強の布陣」との発言については、平成二十四年一月十三日に内閣総理大臣官邸で行った記者会見において野田内閣総理大臣が述べたとおり、「復旧・復興を加速させ、原発の事故の収束をさせ、新たな戦いに向かって様々な取組を強化をする、あるいは経済の再生を図るといった野田内閣の当初からの命題の他に行政改革、政治改革、そして社会保障と税の一体改革という、やらなければならない、逃げることのできない、先送りをすることのできない課題」を着実に推進していくため、野田内閣総理大臣が最もふさわしいと考えた内閣の布陣という趣旨で述べたものである。一方、お尋ねの「適材適所」との発言については、平成二十三年九月二日に内閣総理大臣官邸で行った記者会見において野田内閣総理大臣が「どの方がこの分野で力強く力を発揮していただけるのが良いのかなということがもちろん最終的な基準であります」と述べているとおり、野田内閣総理大臣が閣僚を任命するに当たって基準としているという趣旨で述べたものである。