答弁本文情報
平成二十四年三月二日受領答弁第九八号
内閣衆質一八〇第九八号
平成二十四年三月二日
内閣総理大臣 野田佳彦
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員赤澤亮正君提出内閣総理大臣による国民への丁寧な説明に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員赤澤亮正君提出内閣総理大臣による国民への丁寧な説明に関する質問に対する答弁書
一について
いわゆる「ぶら下がり」取材については明確な定義がなく、内閣総理大臣ごとに報道機関への接し方は様々であることから、お尋ねにお答えすることは困難である。
野田内閣総理大臣は、報道機関との間では、時間の制約のある形でやり取りを行うのではなく、記者会見等において時間をかけて落ち着いた形でしっかりと丁寧に受け答えを行うべきであると考えていることから、いわゆる「ぶら下がり」取材には原則として応じないこととしている。
御指摘の記事にあるような要請が永田クラブ(内閣記者会)からあったことは事実であるが、政府としては、同クラブに対し、記者会見の頻度を上げること等を通じて国民への説明責任を果たしていくとの考えを説明しているところである。
野田内閣総理大臣は、臨時国会閉会や内閣改造の際など重要な節目において記者会見を行っており、その際には、国政全般にわたる報道機関からの質問にもお答えしているところである。