答弁本文情報
平成二十四年七月二十七日受領答弁第三四七号
内閣衆質一八〇第三四七号
平成二十四年七月二十七日
内閣総理大臣 野田佳彦
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員瑞慶覧長敏君提出日米安保条約に基づく事前協議とV−二二オスプレイの日本への配備の関連に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員瑞慶覧長敏君提出日米安保条約に基づく事前協議とV−二二オスプレイの日本への配備の関連に関する質問に対する答弁書
一及び二について
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約(昭和三十五年条約第六号)第六条の実施に関する交換公文にいう「装備における重要な変更」とは、核弾頭及び中・長距離ミサイルの持込み並びにそれらの基地の建設を意味しており、普天間飛行場への垂直離着陸機MV二二オスプレイ(以下「MV二二」という。)の配備は、これに当たらず、同交換公文にいう事前の協議の主題とはならない。
政府としては、MV二二に係る安全性等について、地元の皆様に強い懸念があることは十分認識しており、これまでも米国政府と緊密に協議してきているところであり、引き続き、米国政府に対して更なる情報の提供を求めつつ、地元の皆様の理解が得られるよう、丁寧に誠意をもって説明していく考えである。