答弁本文情報
平成二十四年八月十七日受領答弁第三六一号
内閣衆質一八〇第三六一号
平成二十四年八月十七日
内閣総理大臣 野田佳彦
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員熊谷貞俊君提出V−二二オスプレイの安全性に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員熊谷貞俊君提出V−二二オスプレイの安全性に関する質問に対する答弁書
一について
米国政府からは、垂直離着陸機MV二二オスプレイ(以下「MV二二」という。)について、MV二二はオートローテーションに係る機能を有しており、オートローテーションによる飛行については、空力によって回転翼の回転数を一定に保つこと等により揚力を得て、機体の姿勢及び定められた速度を維持しつつ着陸地点に向けて降下し、着陸直前に機首を上げて速度を制御し、機体を水平姿勢に戻して着陸する手順が確立されているとの説明を受けている。
外交上の個別のやり取りの詳細について明らかにすることは、米国との関係もあり、差し控えたいが、MV二二のオートローテーションについては、御指摘の事故の後も、様々なレベルで確認してきているところであり、一についてで述べた米国政府からの説明の内容に変化が生じたという事実はない。お尋ねの「担当部局」は、日本側は防衛省防衛政策局等、米国側は国防省国防長官府等である。