答弁本文情報
平成二十七年三月十三日受領答弁第一一〇号
内閣衆質一八九第一一〇号
平成二十七年三月十三日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 町村信孝 殿
衆議院議員仲里利信君提出TPP加盟と沖縄の農業におけるサトウキビの重要性に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員仲里利信君提出TPP加盟と沖縄の農業におけるサトウキビの重要性に関する質問に対する答弁書
一、二及び四について
政府としては、環太平洋パートナーシップ協定交渉において、衆議院及び参議院の農林水産委員会の決議をしっかりと受け止め、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻めることにより、国益にかなう最善の道を追求するよう、全力で交渉に当たっているところである。
さとうきびについては、台風常襲地帯である沖縄県における農業の基幹作物であり、特に離島地域においては、これを原料として使用する製糖業等の関連産業も含めて地域の雇用や経済を支える重要な作物であると認識している。
お尋ねについては、仮定の質問であり、お答えすることは差し控えたいが、一般論として申し上げれば、さとうきびについては、台風常襲地帯である沖縄県における農業の基幹作物であり、特に南大東島及び北大東島を始め離島地域においては、これを原料として使用する製糖業等の関連産業も含めて地域社会を担う重要な役割を果たしていると認識している。